目的
近年、台風や地震等による災害時において、避難に時間を要する高齢者等の逃げ遅れが目立っていることから、地域で円滑かつ迅速に避難するための支援体制を整えておくことが重要となっています。
「龍ケ崎市災害時避難行動要支援者避難支援プラン」(以下、プランという)は、災害が発生した場合に、安全な場所に避難するなどの一連の行動をとるのに支援を要する要支援者の生命・身体を守るため、要支援者の自助と地域の共助を基本として、迅速かつ的確な避難支援体制の整備を図ることにより、地域の安全・安心体制を強化することを目的としています。
災害時要支援者避難支援プラン【概要版(2024年改訂)】(PDF:620KB)
災害時要支援者避難支援プラン【全体計画】(PDF:1,124KB)
災害時要支援者とは
- 65歳以上のひとり暮らしの方
- 要介護3以上の方
- 身体障害者手帳(1・2)級の交付を受けている方
- 療養手帳(○A・A)の交付を受けている方
- 精神障害者保健福祉手帳(1級)の交付を受けている方
- 前各号に準ずる方で希望される方
要支援者の方へ
市では平成23年5月に、上記に該当する要支援者全体リストを作成し、このプランによる地域(自主防災組織等)の支援を希望するか・希望しないかの調査を実施しました。
まだ、回答をされていない方は、このプランの趣旨を十分にご理解を頂き、市に連絡を頂き登録されるようにお願い致します。
市では、提出頂いたこの個別計画を基に、自主防災組織等へ支援者の選定をお願いしております。
個人情報の取り扱いについては、十分留意するよう地域の代表者へお願いをしております。
支援プラン登録申請書兼個別計画書(様式第1号)(ワード:19KB)
支援者の方へ
大規模な災害が発生すると、市役所・消防署・警察署等の公的機関自体も被災しており、支援体制構築までには時間を要します。しかし、被災時の人命救助については、1分1秒の時間をかけられないため、「第一に、被災者自身が自分の身は自分で守る=自助」、「第二に、隣近所の協力体制=共助」が、先の大規模災害からの教訓となっており、この体制構築を図ることにより被害を軽減することができます。
避難行動に時間がかかる高齢者などを地域ぐるみで助け合う、この制度の主旨をご理解いただき、支援者になっていただければ幸いです。
なお、市では支援者向けマニュアルを作成しておりますので、平時からの災害の備えとしてご活用ください。
大規模災害時には、支援者登録をして頂いた方自身も被災者になる可能性があるため、災害時要支援者の避難支援に関して、その責任を負うものではありません
災害時避難行動要支援者避難支援プランマニュアル(支援者用)(PDF:567KB)
支援体制のイメージ
平常時
災害時
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