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医師の働き方改革・上手な医療のかかり方について

更新日:2024年3月11日

医師の働き方改革とは

これまで、日本の医療は、医療機関に勤務する医師の長時間労働により支えられてきました。
「医師の働き方改革」とは、こうした現状を“改革”し、医師が健康に働き続けられるような環境を整備することで、提供する医療の質・安全を確保すると同時に、将来にわたって持続可能な医療提供体制を維持していくための取り組みです。
このうち、時間外・休日労働時間の上限規制がなかった医師に対しても上限を設ける制度が、令和6年度(令和6年4月)から始まり、医療の現場は、医療従事者の努力だけでは対応が難しくなる時代となっていきます。
そのため、医療を提供していただく側である私たちにおいても、医療の未来を守るために、「上手な医療のかかり方」を理解し、実行していくことが重要です。

上手な医療のかかり方について

例えば、少し具合が悪いと感じた時に、近いからという理由で、大きな病院に紹介状もなしに受診すると、診察料のほかに特別料金がかかってしまいます。
大きな病院では、予約で来ている方も多く、待合時間もその分、長くなります。
また、夜間の救急外来にかかるのであれば、少ないスタッフで運営している医療機関の負担も増加します。
上手な医療のかかり方をすることで、金銭的負担、時間的負担、そして医療機関の負担も軽減されます。

平日の診療時間内に受診しましょう

本来、救急外来は、救急患者や突然重篤な症状となってしまった方のための外来です。
また、救急外来は限られた人数の医療従事者で対応をしています。
不要不急な受診が増えると、医療従事者の負担が増え、本当に救急外来が必要な方が、十分な医療を受けることができなくなってしまいます。
体調に異変を感じた場合は、比較的症状が軽いうちに、できる限り日中の診療時間内に受診するようにしましょう。
そうすることで、診療にかかる時間や費用も夜間診療や救急外来に比べて少なく抑えることができます。

まずは近くのクリニックを受診するようにしましょう。

クリニックと大きな病院では、提供する医療の役割が異なります。
クリニックでは、日常生活でかかるような風邪やケガなどを診ており、大きな病院では、手術や専門的で高度な治療が必要な方を診ています。
何かしらの症状が現れた場合に、それが大きな病気なのかどうかは自分自身ではわかりません。
そのため、まずは近くのクリニックにかかることで、専門的な治療や検査が必要か判断してもらい、必要に応じて大きな病院を紹介してもらいましょう。
※紹介状なしで大きな病院を受診すると、特別料金がかかります。

かかりつけ医を見つけましょう

日頃の状態をよく知っているかかりつけ医がいれば、ちょっとした体調の変化にも気づきやすいため、病気の予防や早期発見、早期治療が可能になり、病気や症状、治療法などについて的確な診断やアドバイスをしていただけます。
かかりつけ医はご自身で選択でき、一人に決める必要はありません。診療科ごとに自分が信頼できると感じた先生をかかりつけ医と呼んで構いません。
日頃から気軽に相談ができるかかりつけ医を見つけておきましょう。

関連ページ

「医師の働き方改革」.jp(厚生労働省ホームページ)(外部サイト)新規ウインドウで開きます。
「上手な医療のかかり方」.jp(厚生労働省ホームページ)(外部サイト)新規ウインドウで開きます。

参考資料

ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。上手な小児科のかかり方(PDF:440KB)

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健康スポーツ部 医療対策課

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