相談窓口
自殺のサイン(自殺予防の十箇条)
- うつ病の症状に気をつけよう。
(気分が沈む・自分を責める・仕事の能率が落ちる・決断できない・不眠が続く) - 原因不明の身体の不調が長引く。
- 酒量が増す。
- 安全や健康が保てない。
- 仕事の負担が急に増える。大きな失敗をする。職を失う。
- 職場や家庭でサポートが得られない。
- 本人にとって価値のあるもの(職・地位・家族・財産)を失う。
- 重症の身体の病気にかかる。
- 自殺を口にする。
- 自殺未遂に及ぶ。
自殺のサインに気づいたときの対応
1.日常のことなどをきっかけに、ひとこと声を掛けてみましょう。
- 疲れているようですが、眠れてますか?食欲はありますか?
- もしかして、他にお困りのことがありますか?
2.まずは、相手の話をじっくりと聴いてみましょう。(傾聴)
- 話しやすい環境をつくる。
(プライバシーへの配慮、静かに対話が可能な場所の確保) - 先入観を持たずに聴く。
- 質問をできるだけ控える。
- 相手のペースに合わせる。(せかさない。)
- 勝手な解釈や批評をしない。
言ってはいけない言葉
- 「頑張れ」
- 「命を粗末にするな」
- 「逃げてはだめだ。」
- 「そのうちどうにかなるよ。」
【話を聴く際のポイント:TALKの原則】
T・・・Tell「あなたのことをとても心配している」と伝える。
A・・・Ask「自殺をすることまで考えていますか?」と、はっきりと誠実に尋ねる。
L・・・Listen「聴く」悩んでいる人の言葉を傾聴する。
K・・・Keep safe「安全を確保」し、適切な援助を求める。
3.話を聞いた後、専門家の助けが必要だと感じたら、専門の相談機関へつなぎましょう。
- 専門家に相談することは、恥ずかしいことではないと伝えます。
- 悩みごとに応じた相談窓口を紹介し、相談することを勧めます。
- 場合によっては、本人に了解を得て、相談窓口へ連絡をしたり、相談に同行するなどの対応をします。
4.周りにいる人たちで、見守ります。
- 相談窓口や専門機関への相談ができた場合は、その後も必要があれば相談にのることを伝えます。
- からだやこころの健康状態について、あせらず優しく寄り添いながら、見守ります。
- あなたが一人で対応するのではなく、ケアやサポートに関わる人が連携し、継続して支援を行います。
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