野鳥のヒナが落ちているのですが、どうしたらよいですか?
巣立ったばかりのヒナの可能性が高いです。落ちているように見えるヒナは、飛行練習の休憩中か、親鳥がエサを持ってきてくれるのを待っているところなので心配ありません。
巣が見あたらなくても、親鳥が近くから見ており、鳴き声でコミュニケーションをとっています。
人間がそばにがいると、親鳥が近寄れなくなってしまうので、拾ったりせずにそのまま静かに離れてください。
ただし、道路上の危険な場所や、他の動物に襲われそうな状況であれば、親鳥が確認できる安全な場所にそっと移してあげてください。
ケガをした動物を見つけました
野生動物の多くは寿命が尽きる前に他の生き物に捕食されたり、ケガや病気で命を落とします。
傷付いた動物を助けたいと思う気持ちはとても自然で大切ですが、野生動物は自然のままに生きていくことが本来の姿であり、自然の中での出来事については見守ることが基本です。
茨城県では、病気や怪我で動けない野生鳥獣を発見した場合、発見者ご自身での救護と運搬のご協力をお願いしています。
その際は、茨城県県南県民センター環境・保安課(電話:029-822-8364)までご連絡ください。
傷病鳥獣の受け入れを委託されている診察実施機関をご案内しています。
詳細は以下のサイトをご覧ください。
野鳥がベランダに巣を作ってしまい、困っています
巣を作り始めた時点で取り除くか、巣を作らせないことが大切です。
卵を産んでしまっている場合、巣立つまで1か月ほどかかります。
ヒナが巣立つまで待ってから巣を撤去するようにしてください。
巣を作られないようにするためには、以下の対策が有効です。
- ベランダの風通しをよくし、植木鉢などを置かない
- エアコンの室外機などの隙間をふさぐ
- 市販の木酢液やクレゾール石けんなどで清掃する
- 野鳥が止まるところにテグスを張る
巣の撤去は、民間の害虫駆除業者などで実施しています。
撤去を希望する場合は、民間業者等へ直接依頼してください。
なお、鳥獣保護管理法により、許可なく卵やヒナを捕獲したり、傷付けたり、処分したりすることは禁止されています。
やむを得ず、ヒナを捕獲したり処分する場合は事前に許可が必要です。
詳しくは農業政策課までご相談ください。
野鳥が電柱・電線に止まり、フン害で困っています
電柱や電線の管理者にお問い合わせください。
電柱や鉄塔などに管理者名が記載されておりますのでご確認ください。
電線には東京電力のケーブルと、NTTのケーブルがあります。
電力柱(電線)の場合
- 東京電力パワーグリット:パソコン・スマートフォン等によりインターネットからWEB受付しています。
こちらの「 」からお申し込みください。
電信柱(電話線)の場合
- NTT東日本:電話「116」までご連絡ください。
携帯電話・NTT東日本以外の固定電話からはこちらの「0120-116-000」までご連絡ください。※営業時間:午前9時から午後5時まで 土日・祝日も営業(年末年始を除く)
アライグマを目撃しました
茨城県では、外来生物法に基づき、アライグマの野外からの完全排除を目指した「茨城県アライグマ防除実施計画」を策定し、計画的・総合的な被害対策を進めています。
アライグマによる農業などの被害がある場合は、箱わなの貸出等も行っておりますので、農業政策課までご連絡ください。
詳細は、「特定外来生物」をご覧ください。