校長挨拶
教育活動の充実に向けて
校長 神吉 哲寛
令和6年度は、満開の桜が咲く中での始業式、入学式となりました。88名の新入生を迎え、全校児童509名でのスタートです。
改めまして校長を務めさせていただく 神吉 哲寛(かんき あきひろ)と申します。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、令和6年度の教育活動を始めるに当たり、今年度の教育の柱について、お伝えさせていただきます。
「確かな学力づくり」として、ペア学習やグループ学習を中心に、児童同士が意見を交換したり話し合ったりする活動に、積極的に取り組んで参ります。特に課題解決の場面では、自分の考えと友達の考えを比較したり、参考にしたりしながら、よりよい解決方法を導けるような時間を設定していきます。また、今年度は「書く力」に重点を置き、全学年で育成を図っていきます。
「豊かな心づくり」では、思いやりと規範意識の育成に取り組んでいきます。そのため、特別活動では、学級活動での話合い活動や委員会の自治的活動を重視し、児童の考えや意見を生かす活動を数多く取り入れていきます。また、道徳教育では、友達の意見や考えを尊重し、状況を理解した上で「自分ならどうするか」といった判断力の育成に努めます。さらに高学年では、特別活動や道徳教育で培った力を、日常の場面で実践できる行動力を高めていきます。
「たくましい体づくり」では、基本的な生活習慣の育成を重視していきます。特に「早寝・早起き・朝ごはん」については、生き生きと生活するための基盤となりますので、保護者の皆様の協力を得ながら、児童自身が意識できるようにしていきます。
「小中一貫教育(龍の子人づくり学習)」の推進では、これまで積み上げてきた実績を基に、同じ中学校区の小学校、中学校と連携し、引き続きしっかりと取り組んでいきます。また、本校は今年度より、コミュニティ・スクールとしての事業がスタートします。「なれしば応援団」や「馴柴まちづくり協議会」の皆様、そしていつも児童を見守っていただいている地域の皆様と連携し、児童が自分の夢や希望の実現に近づくことのできる教育環境を整えて参ります。
今年度もどうぞよろしくお願いいたします。