龍ケ崎市では、突然心臓が正常に拍動できなくなった傷病者が発生した場合に、その場に居合わせた方(「バイスタンダー」と呼ぶ)が、救命を目的に、AED(自動体外式除細動器)を使用して蘇生処置を行うための体制の整備強化として、市内で24時間営業のコンビニエンスストア事業者のご協力をいただいて、当市がAEDを設置することにより、更なる救命率の向上を目指します。
自治体がコンビニエンスストアにAEDを設置するのは、県内では当市が初の取り組みです。
AED設置店舗にはデザインステッカーなどを標示しています
AEDとは
AEDは、Automated External Defibrillatorの頭文字をとったもので、日本語訳は自動体外式除細動器といいます。
小型の器械で、体外(裸の胸の上)に貼った電極のついたパッドから自動的に心臓の状態を判断します。
もし心室細動という不整脈(心臓が細かくブルブルふるえていて、血液を全身に送ることができない状態)を起こしていれば、強い電流を一瞬流して心臓にショックを与えること(電気ショック)で、心臓の状態を正常に戻す機能を持っています。
器械の電源を入れれば音声が使い方を順に指示してくれるので、誰でもこの器械を使って救命することができます。
(公益財団法人 日本心臓財団ホームページ「AEDって、何ですか」より引用)
AEDを使用していただくのは、市民の皆さまご自身です!
実際にAEDを使用するのは、「心停止状態の傷病者が発生したその場に居合わせた方」(バイスタンダー)です。
AED設置店舗は、AEDの設置場所提供と受け渡しのみを行います。
コンビニエンスストアの店員等が使用するためのものではありません。
市内AED設置店舗(26店舗)
市内のセブン‐イレブン、ミニストップ、ファミリーマート(流通経済大学店を除く)に設置しています。
設置店舗一覧(PDF:56KB)
AEDを使用した際には
現場に到着した救急隊が対応しますので、AEDの電源を切ったり、電極パッドを剥がしたりしないでください。
救命講習のご案内
「もし」、心停止の傷病者の発生に居合わせた場合でも慌てず正しくAEDを使用できるよう、救命講習の受講をお願いいたします。詳しくは、以下リンクよりご確認ください。
また、参考資料として救命処置の手順(心肺蘇生とAEDの使用手順)を動画で確認できます。
外部リンク
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