時々どもるので心配です【2歳4か月】
2歳から5歳で出ることが多く、幼児の5%くらいに現れるといわれています。
吃音の原因ははっきりとわかっていませんが、早口で話しかけられたり、どもりを言い直させたりすると、かえってひどくなる場合があります。
ですから大人はゆっくり話しかけ、せかさずに話を聞くと良いでしょう。
大部分は特別な治療をしなくても治るとされていますが、もしいつまでも聞き取りにくい場合は、小児科や保健センターに相談してください。
家にいるとテレビばかり見たがります【2歳3か月】
すべて禁止するのではなく、上手に利用するといいですね。
あらかじめ見る時間と番組を決めておき、親子一緒に見て話や世界を広げてあげましょう。
DVDは歌や遊びを紹介してくれたり、歯みがきやトイレなどの生活習慣を楽しく身につけることにも利用できます。
身近に見られないものを、見たり知ったりできるのもテレビならではの良い面です。
子どもが一人で見ているときも、時々は話しかけてあげましょう。
来年幼稚園に入れようと思います。幼稚園や保育園選びのポイントは?【2歳3か月】
皆さん実際に色々なところを回って見ています。
実際に見て、園の雰囲気を感じてみるのが良いと思います。
特色や、教育方針、園の規模、保育内容、総費用、給食の有無、送迎バスの有無、預かり保育など、家庭状況に合う園を確認してみましょう。
みんなの輪に入っていけないので心配です【2歳3か月】
初めてでもすぐにみんなの輪に入っていける子もいますが,この頃はまだママにくっついていたい時期です。
2歳位では友達と遊ぶのはまだ難しい時期なので、今は無理しなくていいのです。
でも、他の子供たちがいる環境になれることも必要なので、時々は公園や支援センターなど子どもが遊んでいる場所に連れて行きましょう。
最後までママにべったりかもしれませんが、それで良いのです。
子供たちと一緒にいることを経験していくうちに、少しずつ輪の中に入っていけるようになります。
引っ込み思案で大丈夫?【2歳4か月】
無理強いをしない程度に、お友達と関われる機会を多く持つと良いでしょう。
次第に仲良しの友達ができると、心を開いて活発になっていくと思います。
おっぱいをやめたらいつもママにくっついています【2歳3か月】
安心できるおっぱいから離れ、さびしさや甘えがあるのでしょう。
思いきり抱っこしたり、スキンシップがとれるようにしてあげると良いですね。
乱暴なところがあり、すぐに友達をたたくので困っています【2歳8か月】
まだ自分の感情を表現するのが難しいので、叩いてしまうのだと思います。
お子さんの気持ちを汲んであげながらも、物事の善悪はきちんと教えてあげてください。
繰り返し伝えていく事で、お子さんもいけない事をしているんだという認識ができてきます。
乱暴な言葉を覚え友達を傷つけてしまいます【2歳2か月】
「だめ」「こら」「馬鹿」などの言葉はとても覚えやすく、また口にも出しやすい言葉ですね。
大人の言葉をよく聞いているし、友達から聞いて覚えたりします。
大人は乱暴な言葉を控えた方が良いでしょう。
その中で、危険や物事の良し悪しは少しずつわかってきている年齢なので、知らせていってください。
自己主張が強くなり大変です【2歳2か月】
2歳代
自我が強くなり、何をするのにも泣いたり怒ったりして激しく抵抗します。
出来ることが少しずつ増えて自信もつきますが、一方では出来ないと感情を爆発させます。
かたくなに押し黙るなどの表現をする子もいて、扱いにくいと感じる時期です。
大人は子どもに振り回されないようにし、まったく別のことで気を引いたり気持ちを切り換えてあげると良いでしょう。
3歳代
自分の世界が広がり、何でもやりたいという気持ちがより強くなります。
出来ずにかんしゃくを起こすのは2歳の頃と変わりませんが、先の見通しがついて聞き分けや我慢も出来るようになってきます。
記憶力やイメージする力もしっかりしてくるので、「明日やろうね」「ママが困るからやめてね」など、わかりやすく伝えていきましょう。
自分で考えて立ち直る力もあるので、ゆっくり見守ってあげて下さい。
子どものケンカに大人はどこまで関われば良いの?【2歳1か月】
子どものケンカは、社会性を育てる為のものです。
出来るだけ見守った方が良いのですが、様子を見て仲裁に入って下さい。
その時は、子どもが自分で解決出来る力をつけさせる為、どうすれば良いのかを一緒に考えてあげて下さい。
大人が采配を振り、無理に謝らせては、せっかくの成長のチャンスを逃してしまいます。
4歳の姉とのけんかの仲裁は,どのようにしたら良いのですか?【2歳4か月】
兄弟(姉妹)げんかをすることで、手加減やルールを覚えます。
怪我をしない程度ならあまり口を出さずに傍で見守りましょう。
しかし大怪我に発展するような場合は、すぐに止めてあげましょう。
仲裁をする時は、どちらか一方の子を怒るのではなく、それぞれの子どもの気持ちを理解し言葉にして伝えてあげると、相手の気持ちがわかるようになりますよ。
イヤイヤ期の声かけはどのようにしたら良いでしょうか【2歳2か月】
子どもの気持ちを受け入れながら、待ってあげることが大切です。
教えることに一生懸命になりすぎてしまい、子どもが失敗する前から口や手を出してしまわないようにしましょう。
先に道を作ってしまうと、自分で考える力、つまり自立した考えを持たない子になってしまいます。
泣いたり怒ったりした時は治まるまで待って、親の思いと子どもの思いが一致するところで納得し合うと、不満が残ったりせず優しい自立した子になります。
またこの時期は、大人の反応を確かめたい為に大人が困ることを何度もやりますが、理解するまでには時間を要するので、丁寧に繰り返し教えていく事が必要です。
しかし、危険なことは真剣に目を見てきちんと教えてください。
叩いて叱っても良いのでしょうか?スプーンを投げたり、わざと牛乳をこぼしたりします【2歳2か月】
叩いて叱ると、他のお友達や大人のことを叩いたりすることがあるので、叩かない方が良いと思います。
でも、いけないことはきちんと知らせなければならないので、その都度教えていって下さい。
お母さんが真剣に話すとしっかり伝わると思います。
例えばスプーンを投げたのなら「お友達にあたったら危ないね」、牛乳をわざとこぼしたら「食べ物は大事にしようね」と繰り返し教えてあげてください。
いたずらが激しくなってきました。叱り方がわかりません【2歳3か月】
3・4歳までのいたずらは、「自分を見て!」「かまって!」という気持ちの表れです。
意味がわからなくても、悪いこと・危険なことは繰り返しよく話をしてやめさせましょう。
何か探索しているような行動の時は、思いきりやらせてあげましょう。
しつけはどのようにしたら良いのでしょうか【2歳6か月】
親の都合の良いように何でも言うことをきかせるようなしつけは、後になって大変です。
お子さんの立場になり生活面で自立できるように、また社会の中では自律心を持って行動できるようになることが大切です。
それにはお家の人の後ろ姿を見せていくと良いですね。
口で「ああしなさい。こうしなさい」と言うよりも、実際に親の行動を見せることが大切です。
例えば、挨拶のできる子にしたいなら、お母さんが周囲のお子さんに挨拶をする、やさしい子に育って欲しいのであれば優しく係わるなど、常に見せてあげてください。
そして自立・自律心を育てるためには、できなくても親が先回りしてやらず、待ってあげることです。
いつできたかではなく、自分からできたということが大切なのです。
遊んでいる時に他の子どもを威嚇するような態度をとります。子ども同士の関わり方はどうすれば良いでしょうか【2歳3か月】
自分の物と他人の物の違いが分かってきた時期です。
おもちゃなど貸せないのは、自分のものだと思っているからなので、無理に貸してやるように言うのはかわいそうな思いをさせてしまいます。
お母さんが同じようなものを探して「どうぞ」と貸してあげると、優しさや遊び方の後ろ姿を見せることができて良いですね。
時間をかけて繰り返し伝えていくうちに、友達と仲良く遊ぶにはどうしたら良いか、経験から分かってきますので、おもちゃの貸し借りも出来るようになります。
空想の世界のような話をするのですが、どうすれば良いですか【3歳5か月】
絵本をたくさん読んであげているのかしら?
絵本は、実際に経験できない事を体験した気持ちになるので、空想の世界のような話をするのかもしれません。
絵本をたくさん読んであげると、情緒が豊かになり、思いやりの心が育つといわれています。
お母さんもお子さんの気持ちに寄り添ってあげて、空想の世界を広げてあげるといいですね。
指しゃぶりが続いています【2歳4か月】
指しゃぶりは、成長とともに減っていきますが、3歳頃でも2割程度の子に続いているといわれています。
4歳から5歳になっても1日中しているような極端な場合は、歯並びへの影響が心配ですが、今はまだ無理に止めさせなくても良いでしょう。
ただ指しゃぶりは、ぼんやりしていたり手持無沙汰の時、落ち着かない時などに多く見られるといわれています。
ママやパパが相手をしたり、タイミングよく遊びに誘ってみましょう。
いつの間にかしなくなっていきます。
便秘症です。どうしたら良いでしょう【3歳3か月】
機嫌が良ければ3日位出なくても心配いりません。
ただし、おなかがはって苦しそう、排便時痛がって泣く、コロコロうんちが少ししか出ないなどの時は、早めに受診しましょう。
おなかのマッサージ(のの字を書くように)をしたり、食物繊維の多いもの(海草、イモ類、乳酸菌製品、柑橘系果物など)を摂るように心がけましょう。
つめ噛みをするのですが【2歳5か月・3歳5か月】
環境の変化などありませんか?
下の子が生まれた・お母さんが忙しかった…など原因を探ってみましょう。
原因がわからない場合は、厳しく叱らずに抱っこをしたり遊びに誘い、コミュニケーションをたくさんとって温かく見守ってください。
トイレトレーニングをどう進めて良いか分かりません。もうすぐ3歳なのにオムツが取れません【2歳2か月・2歳9か月】
おしっこやウンチを言えるようになるのは、3歳過ぎだといわれています。
ですから、まだオムツがとれないからとあせらないで大丈夫です。
おしっこを出したいという感覚は、膀胱にある程度おしっこがためられるようになり、おしっこの感覚があくようにならないとわかり難いものです。
まずはおしっこの間隔がどのくらいあいているかを確認して、2時間以上あくようになったらトレーニングを始めましょう。
寝起きや食事、散歩の前後など、生活の区切りの場面でおしっこをしていない時に、トイレに誘うとスムーズに進めやすいでしょう。
もうお昼寝をしない子もいるようですが、お昼寝は必要ですか【2歳2か月】
個人差はありますが、眠くなるようでしたら午後の早めの時間から寝かせて下さい。
規則正しい生活をするために、午後3時頃には起こすようにすると良いでしょう。
寝起きや昼寝後、機嫌が悪く大泣きすることがあります【2歳0か月】
同じ時間に起こす、同じ時間に食事をする、外気に触れさせるなどをして、体内リズムをきちんとつけると良いでしょう。
また活発に遊ぶことで自律神経がうまく働くようになります。
毎日楽しく満足して遊び、就寝することが大切です。
食事の途中で遊び始めてしまい、追いかけて食べさせていますが良いのでしょうか【2歳4か月】
追いかけて食べさせていると、遊びと食事の区別がつかなくなってしまいます。
食事は必ず座って食べさせるようにし、席を立って遊び始めたら「ご馳走様でよいですか?」とお子さんに確認し、いったん食事を終わりにします。
またおなかがすいたような時は、次の食事の時間を早くするようにしましょう。
ムラ食いで困っています【2歳0か月】
食事は楽しく食べることが基本です。
ムラがあったり、時間がかかったり、食べないこともあることを「自我の目覚め」と前向きに考えると、ママも気持ちが楽ですね。
生活リズムを見直し、空腹と満腹のメリハリをつけましょう。
無理に食べさせたり、後を追いかけて口に入れたりしないで、自分で食べる楽しさを育てていきましょう。
食べなければ、次の食事を早めにしたりおやつで補うなど工夫しましょう。
おやつは甘いものではなく、おにぎりや芋類・牛乳・チーズなど栄養面にも気をつけてください。
以前は良く食べていたのにこの頃食べません【2歳2か月】
朝起きるのが遅いと、なかなか食べたがらないことが多いです。
早めに起こして楽しい食事の環境を作りましょう。
また味覚が発達していない頃は何でも食べてくれたと思いますが、成長するにつれ、食べ物の好き嫌いも出てきますね。
食べたがらない時は、無理に食べさせず様子を見ても良いかと思います。
口に運んであげて食べるのなら、まだ食べさせてあげても良い年齢だと思います。
ジュースを飲みたがります【2歳2か月】
おいしい味を覚えてしまうと、どうしてもそちらの方が良くなってしまいますね。
2歳から3歳にかけては、ちょうど虫歯が出来やすい頃なので、飲んだ後には、水や麦茶を飲ませるだけでも虫歯予防になります。
糖分が多いので、量を決めて食事に影響しない量が良いと思います。
箸はいつから持てるようになるのでしょうか【2歳2か月】
個人差があるのであまり心配しないで下さい。
3歳を過ぎてくると上手に持てるようになってきますが、スプーンなどを上から持っていたものを下から持てるようになると、お箸も持ちやすくなりますよ。