女化神社 (馴馬町・龍ケ崎市飛び地)
金竜寺を背にニュータウン北竜台地区を北東に向かって3キロメートルほど進むと、牛久市の中の龍ケ崎市の飛び地に女化神社があります。
建久年間(1190~1198年)に創立されたといわれ、農業神としての信仰が厚く、五穀豊穣・家内安全祈願に近隣から多くの参拝者が訪れます。
かつては稲荷大明神と呼ばれていました。
大祭は旧暦2月の初午の日で、植木市が開かれて盛大に催されます。
ここには「みどり子の母はと問はば女化の原になくなく臥すと答へよ」という歌とともに、狐の恩返し伝説が残されています。
境内には、珍しい親子の狐像が祀られています。
狛犬代わりの狐は、3人の子どもにちなみ3匹の子狐を抱えています。