龍ケ崎市歴史民俗資料館
豊かな自然と史跡や文化財、古来からの伝統行事など、多くの文化遺産も先人たちから受け継いでいる郷土・龍ケ崎。
ふるさと龍ケ崎の歴史を紹介する施設として、平成2年(1990年)に設置されました。1階の常設展示スペースは「撞舞」「龍ケ崎のすがた」に始まり、次いでテーマ別に「原始・古代の龍ケ崎」から「近代の龍ケ崎」まで時代順に紹介しているほか、「人々のくらし~龍ケ崎の民俗」と題したテーマでの展示があります。
さらに、「農家のくらし」「オピシャと講」など民俗にもスポットを当てており、龍ケ崎の歴史と民俗が一目で分かるように展示されています。
駐車場の入り口脇には、かつて関東鉄道竜ケ崎線を走っていた蒸気機関車が展示され、中に入れるようになっているために子どもたちに大人気。記念撮影スポットにもなっています。
さらに、龍ケ崎の農家の納屋「マデヤ」や昭和の商店を再現した建物、水車のある池もあり、訪れる人を楽しませています。
- 住所:龍ケ崎市馴馬町2448
- 電話:0297-64-6227
- 休館日:月曜日、毎月の末日、年末年始
- 入館無料
湯ったり館
農業公園内に設置された温浴交流施設。「ふれあいの湯」と「ふるさとの湯」に分かれています。気泡風呂・遠赤外線サウナ・フィンランドサウナ・薬湯など6種類ずつの風呂が用意され、露天風呂も人気です。
子どもから大人までゆったりとくつろげる施設で、和・洋室の宿泊室も備えており、そのほか多目的広場やレストラン、カラオケなどが楽しめる大広間・中広間があり、市内外からのたくさんの利用者でにぎわっています。
- 住所:龍ケ崎板橋町440
- 電話:0297-60-1126
- 休館日:第2・4水曜日
チャレンジ工房「どらすて」(龍ケ崎コロッケ会館)
「どらすて」(ドラゴンステーションの略)は、TMO構想(中心市街地活性化基本計画に基づき策定)の中で計画された街の活性化策の1つです。
この施設が活性化の始発駅となるよう願いを込めて設置されました。ギャラリー「あ・ら・がーる」(フランス語で「駅」)、チャレンジキッチン「スタチオーネ」(イタリア語で「駅」)、チャレンジボックス「宝箱」があります。
チャレンジキッチン「スタチオーネ」は、お料理好きな方から、これから開業を目指す方などプロ・アマ問わずご利用いただけるコーナーです。「店を持ちたいけれど自信がない」といった人や「短期間だったらレストラン営業気分を味わってみたい」という人などが利用しています。料理の販売やプライベートなパーティーなどもできる場所です。
ギャラリー「あ・ら・がーる」は、個展やグループ展、コンサートなどさまざまな発表の場としてご利用頂けるとともに、作品の販売もできます。
チャレンジボックス「宝箱」では市民の皆さん手作りの品が販売されています。ビーズアクセサリーや陶芸作品、押し花など、趣味で作っていて少しでも多くの人に見てもらいたいと並べられた作品が、訪れた人たちの目を楽しませています。
- 住所:龍ケ崎市4839
- 電話:0297-62-1008
- 休館日:日曜日、12月29日から1月3日まで
旧小野瀬邸
上町の商店街大通りに面して建つ旧宅。平成15年(2003年)に「旧小野瀬家住宅」として国の「登録有形文化財」になりました。
小野瀬家は江戸時代から代々、絞油製造業・肥料商でした。特に3代・忠兵衛は肥料と塩の専売で財をなし、明治39年(1906年)に龍ケ崎農商銀行の創立発起人になるなど、龍ケ崎の商業発展に大きな役割を果たしました。
また、5代目は衆議院議員を務めるなど、小野瀬家は龍ケ崎の発展に大きく貢献しました。現在も残る旧小野瀬邸は、大正期から昭和初期の木造の町屋建築で、建築物としても質の高い住宅であり、当時の豪商の様子がしのばれます。
内部の見学は、龍ケ崎市商工会(電話:0297-62-1444)にお申し込みください。
新中央航空竜ケ崎飛行場
龍ケ崎市内には、遊覧飛行やライセンス取得訓練ができる飛行場があります。
映画やドラマの撮影にも頻繁に使われ、小さいながらも大活躍の飛行場です。
流通経済大学三宅雪嶺記念資料館
三宅雪嶺(みやけ・せつれい)は、明治から昭和にかけて活躍した、哲学者・評論家です。
雑誌『日本人』を創刊し、欧化主義と藩閥政治を批判しました。社会時評や人生論なども数多く発表し、文化勲章も受章しています。
流通経済大学には、雪嶺の没後、家族や友人に保管されたり散逸したりしていたさまざまな資料(書籍・書簡・収集品など)が集められています。
「いずれはこれらの資料を広く公開したい」と言っていた雪嶺の夢の記念館です。書籍などのほか、有名な「スフィンクス前の遣欧使節団」の写真など、さまざまな資料があります。ぜひ一度ご来館ください。