ポーセリンペインティング
<龍ケ崎市生涯学習人材バンク>は、ご自分の知識や技術を「誰かに教えてあげたい!」という方に講師としてご登録いただき、その情報を「教わりたい。習ってみたい!」という方にご紹介する制度です。
今年度新たに講師登録されました泉先生のご自宅にお邪魔し、ポーセリンペインティングの取材をさせていただきました!
ポーセリンペインティングとは?
ポーセリン(porcelain)とは磁器のことで、これに専用の絵の具で絵を描いた後、焼いてその絵を定着させるのがポーセリンペインティングです。
まず、下絵をトレーシングペーパーに写します。下絵は本に載っている絵や写真を写しても、オリジナルの絵や写真でも大丈夫。先生は道端の草花を撮った写真をよく使われるそうです。
次にその下絵を先生が用意してくれる白磁の器(完成品)にブルーカーボン紙で転写し、粉末状の絵の具をオイルで溶いたもので色付けしていきます。描かれた器を先生宅の電気炉で焼くことで絵を定着させて出来上がりです。焼き付けは約一日かかりますので、作品は後日お渡しとなります。
焼き付けに時間がかかるのは、急激な温度変化があると作品が割れてしまうため、時間をかけて加熱と冷却を行う必要があるからだそうです。炉の温度管理は機械がしてくれますが、停電など不測の事態に備えて、先生が一日ついていられるときに焼き付けを行います。時間はかかりますが、その代わりに待つ楽しみがあり、炉のふたを開けるときは先生もドキドキされるそうです。
出来上がった器は重ね塗りと焼きを繰り返すことで、絵に深みや立体感を出すことも可能です。
▲上:使用道具/下:絵の具とオイル
先生は体験教室も開かれていて、その際はお皿かマグカップを選んで2時間から2時間半で絵付けを行い、その後焼き付けをします。また、いきなり絵を描くのはハードルが高いという方には、市販の転写紙を使った焼き付けというのもあるそうです。これは絵柄がシール状になっている転写紙を、水で器に貼り付けて焼き付けするものです。シールと手書きの組み合わせも可能です。
その魅力
先生によりますと、絵を描くのは難しいですが、続けていくうちに上手くなっていくので、細く長く続けることができる趣味だそうです。食器だけでなくインテリアとして作ることもでき、幅広く楽しめます。
興味を持たれた方は生涯学習課までお問合せください!
▲先生の作品
1回の講習時間 | 1回2時間から2時間半(作品は後日お渡し)。 |
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講習場所 | 受講生が用意。 |
講習時間帯 | 午前10時から午後12時30分、午後1時から3時30分(火曜・水曜を除く。要相談) |
受講可能人数 | 集団での講習 |
受講者費用負担 | 体験教室は材料費等すべて込みで2,500円。他は応相談。 |
受講者が準備するもの | 筆記用具・エプロン(体験教室) |
この講師の登録情報についてはこちら(PDF:48KB)をご参照ください。
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