救命を学ぶ大学生が講師!
もしもに備え、中学生がAEDの使い方などを学ぶ
7月14日、市立中根台中学校に通う中学3年生を対象に救急救命講習を実施しました。
この事業は本市と流通経済大学との「龍・流連携」の「小中学校派遣事業」の一環として、実施しました。
講師となったのは、流通経済大学の稲垣裕美教授をはじめ、稲垣ゼミで救急を学ぶ大学生6名。
講習の中では胸骨圧迫の方法や自動体外式除細動器(AED)の使用方法を大学生や中学校の先生がデモンストレーション。
その後、中学生たちは大学生の指導を受けながら、胸骨圧迫やAEDの使い方を練習しました。
さらに、校内のAED設置場所の確認や市内のコンビニエンスストアにAEDが設置されていることを把握するなど実りのある授業となりました。
実際に救急車を呼んでから現場に到着するのに平均8.6分かかることや、胸骨圧迫を早い段階で開始することによって生存率が格段に上がるなど、緊急時に役立つ知識を真剣に聞いていました。
本市では今後も流通経済大学と連携し、教職員や他の小中学校の児童生徒を対象に救急救命講習を実施し、命を助けられる「たつのこ」を育てていきます。
コメント
流通経済大学スポーツ健康科学部・稲垣 裕美教授
AEDを使う機会は普段ないと思うので、生徒の皆さんにとってはとても貴重な機会になったと思います。
いざというときには一人で抱えるのではなく、勇気をもって周りに助けを求めて、みんなで救命にあたってほしいです。
流通経済大学 稲垣ゼミ・横田さん
実習をとおして、人に伝えることの難しさを感じました。
普段は大学生と中学生が関わる機会が少ないので、とても良い機会になりました。
中根台中学校3年・杉田さん
今まで救急救命講習を受けたことが無かったので、とても勉強になりました。
いざという時には勇気をもって助けられる人になりたいです。
中根台中学校3年・與谷さん
久々に救急救命講習を受けてみて、復習にもなりました。
市内のコンビニエンスストアにAEDが設置されていることもわかったので、いざという時に人を助けられるように動きたいです。