平成30年10月20日(土曜日)古民家再生についての講座を開催しました
吉田建築計画事務所(石岡市)所長の吉田良一さんを講師にお迎えし、「古民家再生から見えてくること」と題し、龍ケ崎市立中央図書館2階の鑑賞室を会場として講座を開催しました。
講座では、豪農の多かった茨城県ではかつて飢饉救済のためのお助け普請で腕の良い職人が集まって建てた民家が多く、比較的立派な古民家が多いこと、古民家の再生に際しては古材を再利用して周辺の風景に馴染むことを心がけていることなど、一級建築士の目線から日本の民家の現状や古民家の魅力について、プロジェクターを使用して熱く語っていただきました。
講座後の質問コーナーでは、三和土のことや、日本全体からみた茨城県の民家の特徴などの質問に丁寧に回答くださいました。
参加者アンケートでは、古民家のよさがわかった、古民家に住みたいと思う気持ちが湧いてきた、大変真摯なお話で感動した、このところ聞いてみたいことが質問できて本当によかったなどの感想が聞かれました。
また、講座に合わせて、会場に隣接するギャラリーにおいて吉田建築計画事務所が手掛けた古民家再生の実例パネル10点の展示を行い、多くの来場者がありました。
講座の様子
パネル展示
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