市内4校の高等学校の生徒が、ワークショップを通じてSDGsを学び、各校が選んだゴールとSDGsの各文字を上手に融合させて、「龍」をあしらった愛らしいデザインを描いてくれました。
各校が作成したデザインと参加者のメッセージ
愛国学園大学附属龍ケ崎高等学校
SDGsの「S」を担当し、ゴール15「陸の豊かさも守ろう」をテーマに自然に関する問題、砂漠化の対処、生態系を守ることなど、多くの課題に対して「私たちにできることは何か」を考えてもらうきっかけとなることを願って、龍ケ崎市の名前にちなんだ龍に、森や田んぼ、牛久沼を表現しました。
プロジェクトに参加して、自然を守ることや自然の大切さを学びました。
竜ヶ崎第一高等学校
SDGsの「D」を担当し、ゴール11「住み続けられるまちづくりを」をテーマに龍ケ崎商店街の活性化を目標として、龍ケ崎コロッケとレディーファーストトマト、そして龍ケ崎市のシンボルである龍を表現しました。
プロジェクトに参加して、老若男女が龍ケ崎市に住み続けていくために、龍ケ崎市民である私たちが自ら魅力を発信していくことが大切であると改めて感じました。
竜ヶ崎南高等学校
SDGsの「G」を担当し、ゴール5「ジェンダー平等を実現しよう」をテーマに男性マークと女性マークの特徴を龍に見立てたGの文字に重ねて、さらに=のマークで「平等」を表現しています。
今回のプロジェクトに参加して、日本でもまだまだジェンダーの平等は進んでいないということがわかりました。
私たち若い世代が中心になり、ジェンダーの平等を実現していきたいと強く考えました。
竜ヶ崎第二高等学校
SDGsの「s」を担当し、ゴール14「海の豊かさを守ろう」をテーマに海の豊かさを守り、きれいな水の中で悠々と泳ぐ龍を表現しました。
海はプラスチックごみによる汚染や生き物への危害が問題視されています。
きれいな海を守るために、買いものをするときからプラスチックごみが出ないように意識するなど、できることから行っていく心がけが大切だと、プロジェクトを通して再確認しました。
デザインの成果発表の様子
10月27日(日曜日)農業公園豊作村で開催した『SDGsフェア2024』のステージで、完成したデザインの成果発表を行いました。
参加した生徒たちは、緊張しながらも、デザインに込めた想いや苦労した部分、SDGsについて学んだことなど、熱心に語ってくれました。
デザインを活用したポスター・缶バッチ
4つのデザインを活用して、ポスターや缶バッチを作成しました。
龍ケ崎市では、今後も完成したデザインを活用して、SDGsのさらなる啓発・推進に取り組んでいきます。
ポスター
缶バッチ