市内の高校生がSDGsを普及するためのデザインを製作
市内4校の高等学校の生徒が、3回のワークショップを通してSDGsを広めるためのデザインを制作しました。
本ワークショップは、龍ケ崎市と包括連携協定を結び、かつ、龍ケ崎市SDGsパートナーでもある4校の高等学校と連携し、高校生がSDGsを学び、行動するきっかけづくりとして、また、専門家からデザインを学び、実践する場として企画したものです。
ワークショップの参加校
- 茨城県立竜ヶ崎第一高等学校
- 茨城県立竜ヶ崎第二高等学校
- 茨城県立竜ヶ崎南高等学校
- 愛国学園大学附属龍ケ崎高等学校
4つを組み合わせてSDGs
各校が「S」「D」「G」「s」のアルファベットと、17のゴールからそれぞれ1つずつをテーマにデザインを制作しています。
4つで1つとすることで、SDGsの重要なテーマである多様性やパートナーシップも表現しています。
学校名 | アルファベット | ゴール |
---|---|---|
愛国学園大学附属龍ケ崎高等学校 | S | 15 陸の豊かさも守ろう |
茨城県立竜ヶ崎第一高等学校 | D | 11 住み続けられるまちづくりを |
茨城県立竜ヶ崎南高等学校 | G | 5 ジェンダー平等を実現しよう |
茨城県立竜ヶ崎第二高等学校 | s(小文字) | 14 海の豊かさを守ろう |
制作したデザインは10月27日(日曜日)開催予定の龍ケ崎市SDGsフェアで発表します!
また、その場でデザインを使った缶バッチも配布いたします。ぜひ、会場に足を運んで缶バッチをゲットしてください!
講師
川田 勝也(かわた かつや)氏
ブランディングディレクター、龍ケ崎市地域活性化起業人
プロフィール
Jリーグの数チームのエンブレム、ブランディングをはじめ、スポーツメーカーや地域ブランディングの仕事に多数参画しており、現在、龍ケ崎市地域活性化起業人として活動中。
主な役職
株式会社エススリーブランディング代表取締役
一般社団法人 ジャパンフーズプロジェクト 代表理事
農林水産省 中央プランナー
日本農福連携協会 六次化プランナー
千葉大学農福連携ブランディング 講師
金城学院大学 ソーシャルデザイン 非常勤講師
ワークショップの様子
第1回(令和6年7月16日)
参加者の交流のための自己紹介やレクレーションを行ったあと、SDGsの成り立ちやデザインの意義について、講師の川田さんから説明がありました。
プロサッカーチームのエンブレムを例に「単にかっこいいデザインを作るのではなく、背景になるストーリーがあってデザインになっている」などの話があり、普段聞くことがないデザインの世界について、参加者も興味津々の様子でした。
この日は、各校で担当する「S」「D」「G」「s」のアルファベットとテーマにするゴールを決定し、第2回目に各校のデザイン案の中間発表をすることになりました。
第2回(令和6年8月7日)
前回決めたアルファベットとゴールをテーマに、各校で作成したデザイン案の中間発表を行いました。
それぞれのデザインに対しての感想や意見交換を行い、最終案のイメージが固まりました。
第3回(令和6年9月11日)
各校のデザイン最終案が完成し、SDGsフェアに向けた発表の練習を行いました。
全3回という短い期間でしたが、生徒たちの思いの詰まった素晴らしいデザインができあがっています。
できあがったデザインはSDGsフェアでお披露目した後、缶バッチとして配布するほか、ポスターを作成するなど、市のSDGs普及に広く活用していきます。