10月12日(火曜日)スポーツフェスティバルを開催
【ねらい】
〇 体育的活動を通して、習得した技能を十分に発揮させ、運動に対する関心をより高める。
〇 係活動の運営や種目の応援を通して、集団の一員としての規律や行動様式を身に付ける。
〇 身の周りの人と積極的に関わり、互いの立場や役割の必要性を理解し、協力して行動する。
【「龍の子人づくり学習」との関連】
〇 協力して活動する。《思いやり、フォロワーシップ》
〇 最後まで頑張る。(努力する)《生き抜く力》
〇 きまりやルールを守って参加する。《ルール、マナー》
〇 係の仕事に一生懸命取り組む。《リーダーシップ、責任感》
〇 どうすればうまくいくのか、考え、工夫する。《解決する力》
〇 友達の頑張りや、友達のよいところを見つける。《関わる力》
【事前活動1:スローガン作成】
6年生が協力してスポーツフェスティバルに向けてのスローガンを作成した。スポーツフェスティバルに向け、全児童が意識を高めることができた。
〈令和3年度スポーツフェスティバル スローガン〉
〇 協力してゴールを目指そう -五輪に負けない思い出を―
【事前活動2:縦割り活動】
スポーツフェスティバルは、1年生から6年生までを縦割りにし、赤、白それぞれ2チームを編成して実施する。6年生が、チームとして頑張りたいことを下級生に伝えたり、全体リレーの走順を指示したりと、リーダーシップを大いに発揮した。
【事前活動3:係活動・前日準備】
5年生、6年生が中心となり、係活動及び前日準備を行った。児童がリーダーシップやフォロワーシップ、集団を動かす運営力等を発揮する姿が見られた。
【スポーツフェスティバル当日】
児童一人一人が意欲的に取り組み、スポーツフェスティバルを通して多くのことを学ぶことができた。ねらいに迫る様々な場面が見られたことは、本行事の大きな成果と言える。
【事後活動:スポーツフェスティバル振り返り】
スポーツフェスティバル後に、「龍の子人づくり学習」の視点で振り返りを行った。以下の数値は、「龍の子人づくり学習との関連」で示した6点について児童が「よくできた」・「できた」と回答した割合の合計である。
〇 《思いやり・フォロワーシップ》・・・・・・・・95.4%
〇 《生き抜く力》・・・・・・・・・・・・・・・・97.0%
〇 《ルール・マナー》・・・・・・・・・・・・・・94.1%
〇 《リーダーシップ・責任感》・・・・・・・・・・91.6%(5、6年生のみ)
〇 《解決する力》・・・・・・・・・・・・・・・・84.0%
〇 《関わる力》・・・・・・・・・・・・・・・・・85.4%
全体的には、「龍の子人づくり学習」のねらいを達成することができたと思うが、「解決する力」「関わる力」については課題である。交流の時間が少なかったことも原因の一つとして考えられるが、短時間で効率的な方策について今後も研究していきたい。
【事後活動:児童の感想から】
・みんなで力を合わせることができてうれしかった。(1年児童)
・(競技している友達の姿を見て)ちゃんと拍手ができた。(1年児童)
・6年生が私たちのことを引っぱってくれて本当に感謝しています。私もしっかり者の6年生にな
りたいです。(2年児童)
・(競技に負けて)泣いている1年生に「次は頑張ろう」言ってあげたら、1年生も頑張る気持ち
になってくれた。(2年児童)
・転んだけれど最後まで走り続けられたのでうれしかった。(3年児童)
・競技終了の笛の合図で、すぐに競技をやめることができた。(ルールを守れた)(3年児童)
・応援で「頑張れ」という気持ちを伝えることができてよかった。(4年児童)
・友達の頑張りやよいところを見つけることができた。(4年児童)
・コロナの影響で午前中だけだったけれど、思い出に残るスポーツフェスティバルだった。
(5年児童)
・友達が徒競走で最後になっても走り切っていたところが輝いていた。(5年児童)
・(スポーツフェスティバルの経験を生かして)修学遠足の準備でみんなで計画することが楽し
みです。(6年生児童)
・これからの行事で、スポーツフェスティバルで学んだ一生懸命やる気持ち、絶対成功させると
いう強い気持ちを忘れないでいきたい。(6年児童)