龍ケ崎の魅力を伝える授業を5月17日に実施
馴柴小学校と市が連携した授業「わたしたちの龍ケ崎」が、令和4年5月17日に行われました。
2年前から続くこの授業は、市の若手職員が中心となり、分析・施策提案に取り組んだ定住促進プロジェクト発案の事業のひとつです。
昭和や平成初期の龍ケ崎の写真に驚きの声!
30分2コマの授業では、4名の市職員が先生となり、「龍ケ崎の全体像」「龍ケ崎の歴史」「龍ケ崎の人」「龍ケ崎の昔ばなし」に加え、自分自身が感じる龍ケ崎の魅力を紹介。
龍ケ崎の全体像の中では、馴柴小学校周辺やたつのこやま周辺の昭和・平成の航空写真を比較して見てみました。
参加した子どもたちからは、昭和の航空写真を見て「田んぼや森が多く、お店がない」との声があがり、昭和から平成にかけて発展していく龍ケ崎の様子を初めて知り、驚きの表情も。
さらに、JR常磐線龍ケ崎市駅前の昭和の写真では、現在のロータリーと違い、田んぼの中にある駅に「知らなかった」「本当に今の駅のところ?」との声が聞こえました。
子どもたちは熱心にメモを!
授業では、市職員も工夫を凝らし、子どもたちが楽しめるようにクイズ形式で市を紹介。
龍ケ崎市が元々は伊達藩であったことや、ゆかりある著名人の紹介、牛久沼の名前の由来など、市職員の説明を熱心にメモを取る子どもたちの姿も。
ゆかりある著名人の紹介では、市出身のスポーツ選手や芸能人に「テレビで見たことある!知ってる!」との声。
また、市出身の さんが「たつのこ図書館(市立図書館北竜台分館)」に描いた絵がスクリーンに映されると「この絵、きれいだよね!」「牛久沼も描かれているんだよね」など、豊島さんのイラストを通して、子どもたちが市の魅力に触れていることを感じるシーンも。
最後に、毎年夏に執り行われる
さらに、質疑応答では、もっと龍ケ崎のことを知りたいと興味を持った子どもたちから多くの質問がありました。
授業を通して、市の魅力や歴史を知る機会となったようです。
今後、市内探検などで小学生が街歩きをする機会もありますので、温かく見守っていただければ幸いです。
また、年度末には小学生が調べた「わたしたちの龍ケ崎」を授業で発表するそうです。
こちらの発表も楽しみですね。
どのような経緯で授業をしているの?
定住促進プロジェクト(当時)では、愛着と住み続ける意向には相関関係があるとの調査結果から、子どもたちに龍ケ崎の魅力を知ってもらう取り組みが重要と考え、施策提案を行いました。
そこで、自分が住む龍ケ崎を調べる授業がある小学3年生の総合的な学習に着目。
小学校と連携した授業を通し、子どもたちへのシビックプライドの醸成を図りながら、市職員も龍ケ崎の魅力を考える機会の創出の取り組みを進めています。