高校生がトレーディングカードゲームのキャラクターを制作!
このワークショップでは、トレーディングカードゲーム「
その過程において、SDGsの基礎的知識や課題解決の方法、人に物事を伝える・興味を持ってもらうためのストーリーの組み立て方、キャラクターの原案作成などの学びを通じて、起業家精神を養うとともに、実際に商品(ふるさと納税の返礼品)にすることにより、世の中に成果を形として残すことを意識して、ワークショップを進めています。
※本ワークショップは、株式会社ギルドヒーローズ、株式会社クラウドファンディングデザイン、龍ケ崎市の三者において締結した「エンターテインメントコンテンツを活用した若者の起業家育成及びふるさと納税返礼品開発等に関する包括連携協定」に基づく事業です。
キャラクターお披露目会を開催![2023年11月3日]
夏休みを使って高校生5人が考え出してくれた「龍ケ崎市SDGsヒーロー」ですが、11月3日にトレーディングカードの現物が完成し、お披露目会を開催しました。
今回誕生したヒーローは2体。
まず、女の子のヒーローは、名前が「リコ」。龍ケ崎コロッケや「コロッケクラブ龍ケ崎」の皆さんをモチーフにしたキャラクターになっています。
優しい性格で、面倒見がよく、困った人を放っておけない、といった設定や、おせっかいが過ぎてケンカになることもあるけど、コロッケを発生させてすぐに仲直り、といった設定が付けられています。
もう1体、男の子のヒーローは、名前が「レイン」。龍ケ崎市内の重機メーカー「株式会社諸岡」さんの重機と環境保護活動がモチーフになっています。
砂漠で水に困っている人たちに、剣から泉を発生させる能力で助ける、水を運んだり、盗賊を追い払ったりするのが仕事、といった設定や、どんな地形でも移動できるようゴムクローラをはいている、といった設定が付けられています。
自分たちで龍ケ崎市を調べて、そこからストーリーや背景を考え出し、キャラクターの素案を考える取り組みで、高校生たちがここまで作り上げることができました。みなさん、このワークショップで経験したことを、今後も活かしていただければと思います。
最後に、萩原市長から今回の取組への激励を込めて「奨励賞」と一般社団法人日本地方創生SDGs協会の「SDGs PRデザイナー」認定証などが交付されました。
第3回目ワークショップで新たなヒーローが生まれました[2023年8月30日]
8月30日開催の第3回目のワークショップは、ついに新たな「龍ケ崎市SDGsヒーロー」が誕生!!
最後の締めの講座「起業家入門講座」で、高校生に「一歩踏み出す大切さ」などをお伝えした後、2グループに分かれた作業で生まれた「龍ケ崎市SDGsヒーロー」を高校生がみなさんへプレゼン。
それぞれが、キャラクターの背景や性格、なぜそのような設定にしたのかなど、これまでに講座で学んだ手法を活かしながら、説明をしてくれました。
後日、ワークショップ担当をしていただきました、株式会社ギルドヒーローズさんで、高校生の原案をリファインしていただき、カードにしていきます!お披露目会も今後実施する予定ですので、お楽しみに!
「龍ケ崎SDGsヒーロー」のプレゼンの後は、できたてほやほやのヒーローも使いながら、「ギルドヒーローズ」の世界観でSDGsをゲームで学ぶ「SDGs WORLD」をみんなで体験しました。
なかなか、戦略性の高いカードゲームです…(みなさんそれぞれの戦略があって、面白かったです。)
第2回目ワークショップを開催![2023年8月5日]
2回目ワークショップを開催しました。
今回は、欠席もあって会場では高校生3人の参加です。
欠席者が講座を聞けるように会場をオンラインでもつなぎ、ハイブリッド・ワークショップでの開催となりました!
今回は、キャラクター制作の具体的作業に必要な「キャラクター作成法の基礎」と「イラスト表現の基礎」を学びました。
キャラクターの持つストーリーの組み立て方や重要性、キャラクターを創るために必要な情報を伝えるための絵コンテの書き方など、実際に龍ケ崎独自のオリジナルキャラクターを創るための準備作業のワークを実施しました。
また、株式会社諸岡さん、コロッケクラブ龍ケ崎さんの代表の方をお招きし、SDGsの捉え方や企業・団体での取組、これまでの経緯や歴史などを講演してもらい、キャラクター制作のアイデアや構想の基礎的情報の収集を行いました。
これから次回の8月30日までの間、参加者がそれぞれ協力しながら、次回行うキャラクター案のプレゼン・発表へ向けて、個人ワークやグループでの作業を自主的に進めながら、龍ケ崎オリジナルキャラクターを完成させていきます。
お楽しみに!!
第1回目ワークショップを開催![2023年7月17日]
5人の高校生がワークショップに参加してくれました。
今回は、自己紹介やトレーディングカードゲーム「ギルドヒーローズ」の紹介などのイントロダクションの後、講座「SDGs基礎思考法・SDGs課題の考え方」では、SDGsの基礎的な内容や物事をあるべき姿から今なすべきことが何か考える「バックキャスティング」の手法などを学びました。
その上で、今あるSDGsの課題は何か見つけ出すワークを行いました。
続いて、講座「ストーリー基礎講座」では、人に興味を持ってもらうストーリーの組み立て方を学びながら、先ほど洗い出したSDGs課題に照らしあわせて、ファンタジーの世界観で、課題を実現するための「ヒーロー」のストーリーを作ってみるワークを行いました。
参加してくれた高校生全員が、積極的に発言してくれ、講師とのコミュニケーションを図りつつ、また、ワークには集中して取り組んでいる様子で、キャラクターの完成前から、どんな「龍ケ崎」らしいキャラクターができるか、楽しみでなりません。
次回は、8月5日(土曜日)。
第2回目は、実際のキャラクター作成方法やイラスト表現を学び、龍ケ崎市の企業や団体の取り組むSDGsについてのヒアリング(取材)を行う予定です。