龍ケ崎市合同防災訓練(水防訓練)(平成28年6月5日)
昨年9月の関東東北豪雨による鬼怒川洪水をはじめ、近年では全国各地で水害が多発しています。地域住民と市が連携して「避難準備情報」から「避難勧告」発令に伴う、住民の避難行動を演練する実践的水防訓練として、6月5日(日曜日)に龍ケ崎市役所・小貝川高須橋・竜ヶ崎南高校において、市役所・消防団・北文間地域コミュニティ協議会・北文間地区住民ほか関係機関など、参加者約600人の大規模な訓練を行いました。
訓練想定は、台風が接近し関東圏においても豪雨が発生し、利根川や小貝川の水位が上昇し氾濫の恐れがあるとの想定に基づき、情報収集や伝達・水防活動・避難行動等の対応訓練を行い、訓練内容は、避難行動・消防団河川監視・水防工法体験・救助ボート搭乗体験・土のう作り体験・降雨体験・自然災害体験・AED操作訓練、茨城県警航空隊の逃げ遅れ避難者捜索訓練の各訓練及び気象学・小貝川の歴史の講話でした。また、災害が発生する前から的確な避難行動をとるためには迅速かつ正確な情報収集が必要ですが、今回の訓練では新たに情報収集の方法としてツイッターを活用した訓練も行いました。
なお訓練終了後には、北文間地域コミュニティ協議会を中心に竜ヶ崎南高校生徒のボランティアの協力を得て、災害用非常食が参加者に配布され、多くの方から好評をいただきました。
市では今後、今回の訓練で浮きぼりとなった課題を検証し、地域防災の活性化につなげてまいります。