アンケート調査の目的
5月に続き、2回目となる男女共同参画に関するアンケートです。
男女共同参画社会とは、男女がお互いの人権を尊重しつつ、共に責任を分かち合って、男女共に生きやすい社会のことです。
我が国では、少子高齢化社会や人口減社会の本格的な到来に加え、核家族化が進んだことによる様々な課題が指摘されており、これらの課題解決のためには、男女共同参画社会の実現が不可欠であると考えられています。
そこで、市でも男女共同参画社会の実現に向けて、皆さんの考え方や意識を、今後の施策や制度にいかしていきたいと考えております。
アンケート調査の概要
モニター(16歳以上で166人が登録)
【回答期間】平成28年6月15日から6月27日
【回答者】49人(男性28名・女性21名)
【回答率】29.5%
アンケート集計結果
1 あなたは、「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである」という考え方について、どのようにお考えですか。あなたの考えに最も近い番号をお選びください。(1つ選択)
- 賛成(1人)
- どちらかといえば賛成(17人)
- どちらかといえば反対(15人)
- 反対(12人)
- わからない(4人)
2 女性が仕事を持つことについて、あなたはどのようにお考えですか、次の中からお選びください。(1つ選択)
- 女性は職業を持たないほうがよい(0人)
- 結婚するまでは、職業を持つ方がよい(0人)
- 子どもができるまでは、職業を持つ方がよい(5人)
- 子どもができても、ずっと職業を続ける方がよい(21人)
- 子どもができたら仕事をやめ、子どもが大きくなったら再び職業を持つ方がよい(18人)
- その他(5人)
「その他」の記述意見
- 家庭の状況により色々な選択肢があってもよいと思う。場合により専業主夫も選択肢の1つ。
- 女性の方も仕事のできる家庭環境や仕事環境が必要。
- 働く女性の意思による。
- それぞれの状況による。固定概念を持つことは残念なこと。
- その人その人に合った選択が出来ることが良い。
3 あなたは、今後、男性が女性とともに、家事や子育て、介護、地域活動に積極的に参加していくためには、どのようなことが必要だと思いますか。3つ以内でお選びください。
- 男性が家事などに参加することに対する男性自身の抵抗感をなくすこと(10人)
- 男性が家事などに参加することに対する女性の抵抗感をなくすこと(0人)
- 夫婦や家族間でお互いの立場を理解し、コミュニケーションをよくはかること(30人)
- 年配者や周囲の人が夫婦の役割分担等についての当事者の考え方を尊重すること(8人)
- 社会の中で、男性による家事や子育て、介護、地域活動についてもその評価を高めること(17人)
- 家事などについて、性別によらず、身につけることができるような育て方をすること(14人)
- 労働時間の短縮や休暇制度の普及により、仕事以外の時間をより多く持てるようにすること (29人)
- 男性が家事や子育て、介護、地域活動に関心を高めるよう啓発や情報提供を行うこと(5人)
- 研修等により、男性の家事や子育て、介護等の技能を高めること(3人)
- 男性が子育てや介護、地域活動を行うための仲間(ネットワーク)づくりを進めること(4人)
- 家庭や地域活動と仕事の両立などの問題について、男性が相談しやすい窓口を設けること(4人)
- その他(4人)
- 特に必要なことはない(0人)
- わからない(0人)
「その他」の記述意見
- 家事や子育て、介護、地域活動を特定の男性のみではなく、多数で行い他者との差別化が起こらない様にすることが必要。
- 保育施設の充実が必要。
- 国のトップとなるにふさわしい人間の教育が必要。
- 職場内の環境の整備と理解が必要。
4 「男女共同参画社会」を実現するために、今後行政はどのようなことに力を入れるべきだと思いますか。ご自由にお書きください。
たくさんのご意見をお寄せいただきました。要約した内容をご紹介します。
【子育て環境】
- 保育所等の子どもを預ける施設の充実と保育士の確保
- 女性が結婚したり、子どもを産んでも働き易い環境を作る
- 子どもの急病時に預かってもらえる施設
【家庭支援】
- いざという時、困った時に、協力し合えるような地域づくりに向けた支援
- 両親(またはシングルマザー)が共に働かなければならない家庭への支援の充実
- 家事は女性がするものという既成概念が取り払えるような啓発活動
【企業支援】
- 男女共同参画に協力的な企業を公表する
- 企業が残業をなくしたり、女性にも復帰しやすい環境
- 男性が育児休暇をとる際、周りの理解が得られるような環境づくり
- 男性の会社や勤務先等の理解を得られるような取り組み
- 男性の育休取得や女性の産休取得を促進するため,企業などへのフォロー
【イベント・研修】
- 性別によらず、家事や雑事などについて、身につけることができる研修の場の設置
- 家族全員参加型の楽しいイクメン企画の実施
【行政組織】
- 行政が先頭に立って、女性の管理職を増やす
- 男だからとか女だからという区別的行政をできるだけなくす
お問い合わせ
本文ここまで