16.平和と公正をすべての人に~持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する~
2024年5月時点で、紛争などの争いごとに巻き込まれたり、宗教や人種・政治的な理由で迫害を受けたりするなど、生命の安全を脅かされ、故郷から避難を余儀なくされた人々が、過去最多の1億2,000万人に達しました。
その約40%は18歳未満の子どもです。
世界では、現在も紛争や戦争が続いていて、数え切れない悲劇が起きています。争いや暴力のない社会を実現するためには、国際的なレベルで法や公共機関の体制を整えるとともに、世界中の全ての人が、差別や偏見なく平等に接しあい、手を取り合っていかなければなりません。
(参考:国連難民高等弁務官事務所(UNHCR))
私たちにもできることは?
- ニュースや公的機関のウェブサイトを通して、世界の出来事に目を向ける
- さまざまな人々の暮らし、多様な文化や価値観など、違いを受け入れ、認めあう
- 公正な社会を作るために、選挙を通して、積極的に政治に参加する
子どもの虐待防止も、SDGs
戦争や紛争と聞くと、日本に住む私たちには身近な問題として捉えにくいかもしれません。
しかし、SDGsの目標16のターゲットには、立場の弱い子どもを虐待や搾取といった被害から守ることも含まれています。
わが国でも、児童虐待やいじめ、貧困など、子どもたちを取り巻く課題は複雑・深刻化しています。
子どもたちを守り健やかに育てていくためには、子どもの成長と子育て世代を地域全体で応援していくことが大切です。
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