10.人や国の不平等をなくそう ~国内及び各国家間の不平等を是正する~
世界には、生まれた国や人種、民族、宗教、性別、障がいの有無などにより、不平等な扱いを受けている人が多くおり、世界人口の3分の2以上は、不平等が拡大している国で暮らしているとされています。
不平等の要因の1つである格差は、所得や保健、教育等の様々な分野で見られ、日本でも、首都圏や大都市圏と地方との賃金格差や、インターネット利用環境の違いによるオンライン教育格差が顕在化しています。
私たちにもできることは?
- それぞれの違いを認め合い、理解する
- 難民支援などの募金をする
- フェアトレード商品を積極的に購入する
日本はまだまだ低い「ジェンダー・ギャップ指数」
2023年6月に世界経済フォーラム(WEF)が公表した、男女格差を測る「ジェンダー・ギャップ指数」では、日本は146か国中125位という順位でした。
ジェンダー平等に向けた取り組みは、まだまだ遅れている状況です。
特に、経済・政治の2分野においては順位が低く、格差のない社会の実現に向けた取り組みを進めることが必要です。
1億人を超える難民を支援するために
ロシアによるウクライナ侵攻や長期化する紛争などの影響のほか、宗教や人種といった様々な理由が原因で、2022年5月現在、世界には1億人を超える難民がいるとされています。
UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)は、この状況に対し、テント、毛布、水、食料、医療、生活用品などの援助物資を供給しているほか、学校に行けなくなってしまった子どもや、家族を失い社会的・経済的弱者となってしまった女性、故郷に戻れず生計を立てられなくなった人々のための教育支援・女性支援・自立支援など、世界各地で様々な救援活動を行っています。
UNHCRの取り組みについて、より詳しい内容や寄付の申し込み方法などを確認したい場合には、 をご覧ください。