5.ジェンダー平等を実現しよう ~ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児のエンパワーメントを行う~
ジェンダーとは、世の中の男性と女性の社会的・文化的な役割の違いによって無意識に決めつけられた性別のことです。
例えば、「男性は仕事をし、女性は家庭に入るべき」「男性はズボンを履き、女性はスカートを履く」といった様々な先入観からジェンダーの不平等が生まれます。
私たちにもできることは?
- ジェンダー平等に興味を持ち、理解する
- 仕事、家事、子育てなどを平等に分担し協力する
- 女性も男性も働きやすい職場環境を作る
ジェンダー平等ってなんだろう?
「ジェンダー平等」とは、一人ひとりの人間が、性別に関わらず、平等に責任や権利、機会を分かち合い、あらゆる物事を一緒に決めることができることを意味しています。
現在、世界では、法律や制度を変えたり、教育やメディアを通じた啓発を行うことで、社会的・文化的に作られた性別(ジェンダー)を問い直し、一人ひとりの人権を尊重しつつ責任を分かち合い、性別に関わりなく、その個性と能力を十分に発揮することができる社会を創るための取組が行われています。
毎年6月は「プライド月間」
1960年代後半にアメリカで起きた性的少数者に対する迫害事件をきっかけに、LGBT(※)の権利を求める活動が広がっていきました。この活動は全世界に広がり、日本でも毎年6月を「プライド月間」として様々なイベントや啓発が行われています。
龍ケ崎市でも、流通経済大学では「平等への取組を示す」「LGBTQの知識や理解のない人に学んでみようと考えてもらう」などを目的に、バスケットボールを通じた「プライドマッチ」が開催されるなど、LGBTQへの理解を促す取組が広がりを見せています。
※LGBT(Q):下記の表の言葉の頭文字を並べたもので、性的少数者を指す言葉として使われています。
名称 | 意味 |
---|---|
L(レズビアン) | 女性同性愛者 |
G(ゲイ) | 男性同性愛者 |
B(バイセクシャル) | 両性愛者 |
T(トランスジェンダー) | 生まれたときの性と自認する性が一致しない人 |
Q(クエスチョニング) | 自分自身の性のあり方を決められない、分からない、または決めない人 |