種別:天然記念物
指定年月日:昭和55年3月18日
所在地:龍ケ崎市4269番地・大塚町2539番地
管理者:個人
稈は直立して高さ3~5m、直径1.5~4cm、深緑色、上部の各節から3~5条の枝を出し、さらに分岐し密生する。枝や葉が上を向いているため、全体がそびえ立っている様が特異である。葉は小枝の先端に4~5片接近し斜めに上を向き、葉身は細長い被針形で先は尾状で長く鋭くとがり、基部はくさび形でせまく長さ15~25cm、幅1~2cmで肉質が厚く強剛で鮮緑色、小脈は下面にいちじるしく隆起し両面無毛である。別名(方言)ダイミョウチク、ゴキダケ、ダイモン、デメダケ等と呼ばれる。
関東地方以西(生育限界関東北部)で大正のはじめ全国的に開花、枯死したため、今日では非常に少なくなりつつある。
寒山竹は、葉は細長く稈が枯れても葉が脱落しないので、小枝を束ねて手箒などに利用されている。また、葉が立性で稈が密生し、葉がよく茂るので庭園樹林や、防風林として活用される。
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